COLUMN

2021.09.01

雀魔アカギの奇跡と確率

伊藤 伊藤

アカギという漫画を知ってるだろうか?

嘘のような奇跡の麻雀漫画である。しかし、漫画だからと馬鹿にできない理論がある奥深漫画である。

中毒

ギャンブルというのは中毒である。

勝ち負けにヒリヒリするわけではない。

勝ちを奪い取るための道筋を競うこの

「勝負」(字面は勝ち負けだが)のやり取りのヒリヒリが中毒になるのだ。

掛け金が高ければ高いほど、もしくは命が賭けとなると

その、テンション・血圧・高揚感というのは天井知らずに上がる。

誰が裏の裏をかき、イカさま上等で貫き通せるか。

営業とはギャンブルか

営業は麻雀に似てる。

配牌は変えられない、配られた手配で勝負せねばならない。

営業は、自社の持ち物で勝負しなければならない。

ぶっこ抜き、燕返しも効かないのである。

勘・嗅覚・話術・引きの強さ・顔色の判断などなど

様々な要素が必要である。

そして気の回り。

相手と面と向き合ってる時のヒリヒリは、麻雀そのものである。

相手が頷くかどうか、これは賭けである。

冷静と情熱の間

熱を伝えないと、相手は人だ、まずは伝わらない。

冷静でないと、ただのうざい営業マンに成り下がる。相手の気持ちも感じられない。

そして、肝心なのが布石。

一発なんてまぐれ。そこに至るまでの布石が必要なのだ。

負けが勝ちに転じ瞬間を迎えるのは

タイミング。

これを見過ごしたら、何もかもおじゃん。

そのタイミング見極めるのは

経験。

失敗しろ

洞察力をつけるためには

どんな苦汁を飲んだかが、カギになる。

最初から全部できるやつはいない。

1回の失敗をものにできるか、失敗を転換して成功に近づけるかがカギ。

私は3回以上は失敗しないとモノにできません。

極端に学習能力がない。

あなたは凡人です

なんか、ちょっと成功しただけで。出来た気になる。

最初は仕方ない。

その成功体験と、失敗体験のギャップがでかい人間ほど

仕事ができる。

基本、人って凡人。何もできないのだ。

「なんでそこにいるん?」と聞かれたときに、何でもいいから自分なりの確固たる理由を保持しておける場所にいろ。

楽しいから

楽だから

やりたいことに近いから

恩返ししたいから

なんでもいい。

それがなければ、そこはあなたの居場所じゃない。

辞めても、あきらめても、ホッタラカシテモいい

ただただ、自分から逃げるな。捨てることは逃げではない。

常に3巡目先の手配と場の流れを読んで動け。

この記事のキーワード:

ライター紹介

伊藤

伊藤 匠

とにかく多趣味な流離のジャパニーズサラリーマン。
なによりも音楽をこよなく愛しすぎて、◯も×もつかず49年間独身。深夜によく流れてる未知書◯のCMを見たことがあるでしょうか?あのCMで真ん中を走ってるのが私です。

CONTACT

広告のことで悩んでいることがあれば、
お気軽に河内研究所にお問い合わせください。
全力で最適な広告提案をさせていただきます。

お問い合わせはこちら