COLUMN

2020.05.13

肥後ジャーナル本当に校正とかしてんの?誤字脱字多すぎじゃね?

武藤 武藤

弊社河内研究所では、いくつかのサイトを運営しているのですが、その中でも認知度が高いものが「肥後ジャーナル」。

よく「マジで校正とかしてんの」「誤字脱字多すぎじゃw」というお声を頂きます。

結論から言えば

してます。

でもそれは通常のWEBサイトのようなゴリゴリ校正じゃありません。

通常のWEBサイトの校正

校正とは、ライターさんが書いてくれた記事内容に誤りがないか、また日本語のゆれや誤字脱字がないか、内容が稚拙ではないか等を確認修正する作業のことです。

紙媒体ではこの校正作業は、決死の作業です。

なぜなら万が一誤りが印刷後に発覚しても、もうそのまま出すしかない。ほんと命がけ。

対してWEBはもしアップ後に何かしら誤りがあったとしても、デリートで消して正しい情報を更新すればそれで終了。

そう比較すると、紙媒体よりもWEBの方が校正は少しストレスから解放されます。とは言え、WEBの校正が楽勝!!という事ではありません。

例えば、コピペを使っていないかなど、紙媒体とは少しチェックする内容の重きが変わる、というだけの話です。

肥後ジャーナルの校正

では、肥後ジャーナルでの校正はどうでしょうか。

肥後ジャーナルの校正は基本的に私が行っているのですが、重きに置いているのは「その人”らしさ”が出ているか」「現場での熱量が伝わるか」この2点です。

多少「て、に、を、へ、は」がおかしくてもあまり気にしてません。

私自身が危ういというのもそうなんですが、キレイな記事って誰も傷つけないけど誰にも刺さらないんですよ。

キレイな文章ならば新聞のWEBに任せておけばいい。

読者が読みたい、知りたい内容はそこがメインじゃないだろうと。

多少、日本語がおかしくともなんだか楽しそう、行ってみたい、なんこれ笑える。そんな印象に残る記事こそ、肥後ジャーナルに求められているものではないかと考えているためです。

新人ライターさんに伝えていることは1点だけ

おかげさまで肥後ジャーナルも在籍ライターさんが20人を超えるようになってきました。

今までライティング経験があろうとなかろうと、必ず面談時に伝えていることは1点だけです。

「あなたは何が書きたいんですか」

これ文字にすると完全なるパワハラですね。今気づきましたw

でも、重要なことってこれなんですよ。どんな内容でも「何を書く」と決めておかないと

今日○○行ってきました。楽しかったでえす。

って、昔なつかし「このゆびと~まれ」級の作文にしかなりません。

基本、肥後ジャーナルでは1記事に推しポイントは1個です。その代わり、その1個を深く聞いてきてねと。もうそれだけです。

行って見て誰しもわかる情報なんて、いらないんです。だって見りゃ分かる。

何しに取材に出向くのか。何のために取材先に時間を取らせてまで取材に対応してもらうのか。

その意味をしっかりと考え行動に移してほしいので、面談時にそんなパワハラな事を聞いています。

肥後ジャーナル「らしさ」

常に淡々とした記事、テンション高い記事、真面目な記事、色々あって雑多感がある。それが肥後ジャーナルの強みではないかと、いや、強みにしていかないといけないと考えております。

なので、多少の日本語のゆれ等はさほど気にしてません。

これから先もライターさんにとって働きやすい場所、そして取材先にとって価値のある媒体にするためには、我々編集がキチンとかじ取りを行っていくこと。

それがきっと大事なのではないかと考えます。

これはちなみに広告が発生しない「無料掲載記事」に関しての校正内容です。

有料広告に関してはまた変わってきますので、それはまた次回。

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ライター紹介

武藤

武藤 佑香里

松坂世代で阿蘇生まれ、熊本市在住。
年齢を重ねたものの、いまだ何かが分かった訳でもなく。ただ迷いつつ、でもがむしゃらに手探りでどーにかこーにか生きております。
元金融なのに計算があまり好きではありません。四十肩防止で毎朝ラジオ体操が日課(にしたい)。

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