コラム
COLUMN
期待とコンプラとやりたいことのハザマで色々考えた。
ここ最近、他業種の案外偉い方とおしゃべりする機会が増えています。
どうも意識高い系感出しましたが、変わらず底辺系武藤です。
さて、話を元に戻します。
「肥後ジャーナルは変わらずふざけててほしい」
「着眼点がおかしいままでいてほしい」
なんて様々なお声をよくいただくのですが、そのあとに続く言葉は必ず同じ。
「負けるな」
自分たちと同じ轍は踏むなと。そう目の前の偉い方がおっしゃってくれている訳です。
めちゃくちゃ深い。
この気持ちに応えるため何ができるのかと考えたら、頭が破裂しそうになったのでちょっとここに吐き出そうかなと思う次第です。
40年前の熱量に圧倒的な敗北を感じた
職業柄、毎日自分ではない誰かが書いた記事であったりと文章を読む機会が多いので、その文章に対し気持ちが入っているのかどうなのかって、やっぱりわかってくるようになるんです。
ある機会があり、80年代の紙媒体の雑誌を拝読しました。
これは想像以上にショック。カルチャーショックとかそんな軽い感情じゃないんですよ。圧倒的に負けていると本能で痛感させられたんです。
今の雑誌みたいに「写真で魅せよう」という概念は皆無で、とにかく自分の言葉で伝えてやる!という想いが前面にこれでもか!!ってほど出ているのです。
40年以上前の雑誌の足元にすら及んでない。
こんなに時代は進化したのに、何かを伝える術は退化しているって何なのコレ。って。
そのくらい面白かった。
確かに今は色々と進歩しているので、一見すると以前より進歩しているかのように見えます。でも実は「誤魔化すことがうまくなった」だけなんじゃないかと。
耳障りのいい言葉で、誰も傷つけないように。
それはきっと正しいこと。
でも、そればかりが先に出てもう何も言えなくなってしまっている、そんな閉塞感も感じるのです。
楽しく仕事するって頭で考えることじゃない
もうね、その衝撃からずっと考えていたんです。
「どうやったら楽しく記事が書けるのだろうか」「面白い企画ができるのだろうか」という点を。
でも思ったんです。
楽しいことって「よし!今から楽しいことするぞ!」って考えてするもんじゃないなって。一生けん命にして結果振り返れば「あれ楽しかったよね」ってなるもんじゃないですか。
幸い、河内研究所はやりたいことができる、許される環境にあります。
これを使いこなさないともったいない。
ということで結論出た
今後、肥後ジャーナルはもっと自由にふざけます。そしてそれを継続させてみせます。
会社が大きくなれば、自由は少なくなるという反比例が常識です。
しかし、気づいたんです。
「あれ?誰も肥後ジャーナルに真面目さ求めてなくね?」って。
真面目さを求めるなら、そもそも肥後ジャーナルに声なんてかけないだろうと。はいこれもう結論出たわ。
肥後ジャーナルは今後も継続してふざけます!
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ライター紹介
武藤 佑香里
松坂世代で阿蘇生まれ、熊本市在住。
年齢を重ねたものの、いまだ何かが分かった訳でもなく。ただ迷いつつ、でもがむしゃらに手探りでどーにかこーにか生きております。
元金融なのに計算があまり好きではありません。四十肩防止で毎朝ラジオ体操が日課(にしたい)。
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