COLUMN

2020.06.03

少し視点を変えるだけで世界は大きく変わる

武藤 武藤

よく周りを見渡すと「あの人いつも笑っているな」「あの人ものすごく感受性が強いな」なんて、思ってしまう人がいます。

単純に「あのよく○○する人」

ってカテゴリでくくれば楽ですし、なんならその人の取り扱いまで分かったような気にさえなります。

でも、立場変われば視点も変わる。

一見こちらには「○○な人」と見えているあの人も、実は違う側面をもっていることだって往々にしてあるのです。

まずはカテゴリ分け

よくある「こういう人いるよね」をカテゴリ分けしてみました。

  • 泣きやすい人
  • いつも笑っている人
  • ささいな事でも大きく喜ぶ人
  • せっかちな人
  • 飽きっぽい人
  • おとなしい人
  • 怒られやすい人
  • 嫉妬しがちな人
  • 病みやすい人
  • 寂しがりや
  • すぐに怒る人

カテゴリ分けをするのならば、こんなところでしょうか。これだけ見ると「あーおるおる!!!」としか思いません。でも、本当はこんな本質を持っているのかもしれません。

見方を変えてみよう

では先ほどのカテゴリ分けを、少し視点を変えてみましょう。

  • 泣きやすい人→優しい人
  • いつも笑っている人→緊張しやすい人
  • ささいな事でも大きく喜ぶ人→感情がとても豊かな人
  • せっかちな人→時間を大切にする人
  • 飽きっぽい人→多角的視野を持っている人
  • おとなしい人→本質をとらえることが得意な人
  • 怒られやすい人→自分の感情をごまかしたくない人
  • 嫉妬しがちな人→人への愛情が強い人
  • 病みやすい人→人の不安に気づけるくらい回りをよく見ている人
  • 寂しがりや→人の温もりを誰よりも大切にする人
  • すぐに怒る人→思いやりがある人

例えばよく涙を流してしまう人。

大人になればなるほど、人前で涙を流すことが恥ずかしいことだという風潮があります。ビジネスシーンにおいては特にそうです。どんなに強い言葉を投げられたとしても

「えーーん傷ついちゃったよ」

なんてベソベソ泣くわけにはいきません。

「あん人よー泣くけん、やおいかんばい」って見切りをつける人もいることでしょう。しかし、裏を返せばその分、とても優しい人ということ。

誰よりも優しい部分を伸ばしていければ、ウィークポイントも最強の武器となりえるのです。

多角的にものを見る姿勢を忘れない

「よく○○する人」で表現しましたが、これって企業にも言えると思うのです。

自社の強みって内部の人間になればなるほどわからないもの。一見ウィークポイントだと思える部分こそ強みに変えていく。

その発見ができるのが弊社なのではないかと考えます。

そのため弊社との打ち合わせ…特に私との打ち合わせは半分以上が雑談ですが、そういった点を見つける意味もあるのです。

広告代理店以上コンサル未満。

せっかく縁あってお付き合いしていくのですから、利害関係のみだけではなく良好な関係も作っていければと思います。

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ライター紹介

武藤

武藤 佑香里

松坂世代で阿蘇生まれ、熊本市在住。
年齢を重ねたものの、いまだ何かが分かった訳でもなく。ただ迷いつつ、でもがむしゃらに手探りでどーにかこーにか生きております。
元金融なのに計算があまり好きではありません。四十肩防止で毎朝ラジオ体操が日課(にしたい)。

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