COLUMN

2020.02.03

諸君、すでにSEO対策で消耗する時代は終わったのだよ

山田 山田

かつて、ウェブマーケターたちが必死に頂きを目指し、斃れていった古の戦場、SEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)

ウェブ上に情報を発信する者たち全ての共通の願い、見てもらいたい。そんな願望から、「Googleで検索するときに、1番上とか最低でも1ページ目に表示されたい」と多くの猛者たちがしのぎを削ってきた。

しかし、その次代は終焉を迎えつつある。なぜならば、Googleの検索結果で最上部に表示される結果がWebサイトではなくなったからだ。さらには検索エンジン外のSNS検索なども普及、徐々に利用者も分散しつつある。そんな中で、莫大なコスト、時間という犠牲を払ってまで、突然、アルゴリズムを変えてはアフィリエイターたちを地獄の底に叩きとしているGoogle検索に執着擦る必要はあるのだろうか。いや、ない。

ということで、今回は、SEO以上に力を入れるべき検索対策についてご紹介します。

飲食店や小売はMEOを意識すべし!

最近、MEOという言葉をよく聞くようになりました。SEOっぽいですが、まさしく同じような意味。

Map Engine Optimizationの略で、要はマップをちゃんと表示されるようにしましょうということです。

例えば、Google検索で「居酒屋 下通」と検索してみましょう。

このように、検索結果の最上部に地図が表示されるのです。

いくら時間と費用をかけてSEO対策しても、結果として一番上に表示されるのは地図なんです。

業種にもよりますが、特に飲食店や小売店などBtoCの業態には効果的です。

また、最近では直接GoogleMAP上で検索する人も増えています。

いかにしてMEOを強化して、地図が表示されるかは今後のWeb戦略で重要になってくるでしょう。

SNS検索が増加中!

TwitterやInstagramといったSNSでは一般消費者が多くの情報を発信しています。

ユーザーの体験に基づいた生の声がほとんどであるため、消費者が共感するケースも多く、

最近では消費者自ら情報を得るためにSNS上で検索するケースが増えています。

例えば、近所に新しいラーメン屋さんができていたとき。

情報が欲しくても、小さなお店だとGoogleで検索してもなかなか情報が得られません。

そんなとき、SNSで検索すると同じように気になった人が情報を発信していることが多いのです。

また、まとめサイトやキュレーションサイトが増加して、本当に行ったのかわからないような記事が検索上位に表示されるケースが増え、「知りたい情報はこれじゃない!」となるケースも増えているため、生の声を探しに行くのです。

ですので、いかにSNS上に自社の商品やサービス、店舗の情報を発信するかが重要です。

これは、消費者ベースの発信と公式での発信の2パターンがあります。もちろん、どちらも必要なものですが、

自社の商品やサービスの情報がでない!という場合は、公式発信から進めてみるといいですよ!

SEOが不要なわけではない

MEOとSNS検索についてお話しましたが、もちろんSEOが不要というわけではなく、可能であれば全力で取り組むべきです。

しかし、低予算で広報戦略を練らなければならない場合、初心者がすぐに手を出せるものではありません。

そのため、まずはMEOやSNSなど手間とコストがかからないところから初めて見ると、地方こそ競合が少なく成果があがりやすいのです。

ぜひ、お試しください。

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ライター紹介

山田

山田 桂士

マーケティング事業部ディレクター。前職は地方経済雑誌の記者。
戦略立案のほか、記事の校正作業や、編集全般を行っています。
夜眠るのが得意で、朝起きるのが苦手です。
人口減少という社会問題と、毛髪減少という個人の問題の解決が急務と考えています。

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