COLUMN

2021.10.01

ホームページのリニューアルって必要?判断基準と予算感

山田 山田

自社のホームページって、ちゃんと機能していますか?いち企業でホームページを持つことが当たり前になって10年以上の月日が経ち、最近では開設していない企業の方が珍しくなってきています。そんな中で、時代とともにインターネットの利用方法や、ホームページの運用方法が変化し、リニューアルの必要性が出てきている企業ホームページも少なくありません。今回は企業ホームページのリニューアルの必要性や、予算感、リニューアルの際に重視すべきポイントについて解説します。

自社のホームページにリニューアルは必要か

まず、自社のホームページにリニューアルが必要なのか否かを判断しましょう。

用途や使用している技術にもよりますが、簡単に言えば、BtoB企業なら5年、BtoC企業なら開設から3年以上を経過しているのであれば、リニューアルを検討しても良いでしょう。

ポイントとしては、

  1. 掲載している情報が古くないか
  2. レスポンシブデザイン(スマホ対応)になっているか
  3. 効果的な集客・認知度向上に繋がっているか
  4. デザイン・構成に問題はないか
  5. セキュリティに問題がないか

という点について考えていく必要があります。どれか1つでも当てはまるのであればリニューアルを検討したほうが良いでしょう。

まず、1の掲載している情報についてです。

よくあるのが営業時間や住所、代表者の氏名が変更した際に反映されていないケース。ひどい場合には連絡先や製品情報や金額などが古い情報のままになっていてクレームに繋がる恐れさえあります。

また、お知らせ機能やブログ機能を備えたホームページの場合、最終更新が1年前とかだと「この企業はちゃんと運営しているのか?」という不安を覚えます。頻繁に更新している企業はしっかり活動している企業だという印象を受けますし、技術的な側面からもGoogle検索での評価が高まるなど効果があります。

リニューアルを機に情報を一新し、同時に継続して更新しやすい形に作り変えてしまうと良いでしょう。

続いて、2のレスポンシブデザインです。最近では、ホームページへのアクセスの大部分はスマートフォンが占めています。しかしながら、古いホームページの場合、パソコンからの閲覧を意識して制作してあるケースがほとんどです。これをスマートフォンで閲覧すると見にくくてしょうがない。アクセスする端末に応じて適切なデザインで表示するレスポンシブデザインに対応することは、今の時代のホームページには必須だと言えるでしょう。

続いて、3の集客・認知度向上に繋がっているのかという点です。これは企業ホームページの目的をどのように設定しているかにもよりますが、ここ数年でお問い合わせがゼロ…なんてことになっていませんか?

集客を目的とするのであれば、内容を見直して効果的な動線を作る必要があります。

4のデザイン・構成に関しては単純に昔ながらの作りのホームページだと「古いな・・・」と思われたり見にくかったりします。場合によっては閲覧環境が変わったことでレイアウトが崩れたり表示されなかったりなどもありえます。

5のセキュリティに関してですが、代表的なもので言えばURL。「http://~」と「https://~」いう2パターンがあります。前者の場合、昔の通信形態なのでセキュリティに不安があります。他にも投稿システムなどを古い状態で使っているとウイルス感染などの恐れがあるので最新のシステムで作り直すと安心です。

費用感はどれくらい?

いざ、ホームページをリニューアルしようとしたとき、どれくらいの予算がかかるものなのでしょうか。正直いうと、ピンきりで、ちょっとした修正で済めば数万円で終わりますが、デザインをまるっと変えるとなると新しく開設するのと同じくらいの予算感になることもあります。

とりあえず、予算的に今回はスマホ対応だけ…ということも可能ですが、結局デザインを一新しなければスマートフォンで表示されたときに違和感が出てくることもあるのです。ツギハギでリニューアルしていくと結果的に高く付く上、さらに数年後大規模改修しようとしたときに手のつけられないことになってるケースも少なくありません。

何から手を付けるべきか

ホームページのリニューアルを検討するときは、まず「なんのために」という目的を明確にする必要があります。古いから改修したい、情報を充実させたい、というのは動機としては弱く、もっと深堀りする必要があります。例えば「問い合わせの増加」「認知度向上」「広告との連動」「採用重視」などそのホームページを使って「何をするのか」という部分を明確にしなければ、リニューアルしても見た目だけ綺麗になって終わりです。

せっかく、費用をかけて一新する以上は用途を明確にして根本から設計し直しましょう!

当社でも戦略的にホームページを活用できるよう、提案させていただきますので、お気軽にご相談下さい!

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ライター紹介

山田

山田 桂士

マーケティング事業部ディレクター。前職は地方経済雑誌の記者。
戦略立案のほか、記事の校正作業や、編集全般を行っています。
夜眠るのが得意で、朝起きるのが苦手です。
人口減少という社会問題と、毛髪減少という個人の問題の解決が急務と考えています。

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