COLUMN

2021.10.08

まん防もあけて特別公開が再開された熊本城のこと。

坂田 坂田

およそ9年前、熊本に引っ越してきてすぐの頃。

通町筋で信号待ちをしながら熊本城を見て、いいな、熊本っていい街だな、と思いました。

信号が変わってあわただしく横断歩道を渡る歩行者と、電停にたたずむ市電。その奥に、青空をバックに威風堂々の熊本城。かっこいいな、と思ったものです。

そんな熊本城が、熊本地震で派手に崩れたのが2016年のこと。

本震で深夜にてんやわんやした翌朝、熊本城のボロボロ具合をテレビで見て驚愕した、という熊本人は多いことでしょう。あの映像は何とも形容しがたいインパクトがありました。

5年が過ぎて、大天守が復活したのは熊本にとって一つの転換点なのかもしれません。

ということで、熊本城周辺を久しぶりに歩いてきました。朝7時くらいだったと思います。

KKRの先あたり。石垣の修復は着実に進んでいます。

昭和のころに整備された部分は、文化財保護的な観点からかどうしても後回しになるのかな。

まだ熊本地震の被害そのままのように見える部分もたくさんあります。

昼の間は連日30℃超えが続き、残暑が厳しい毎日ですが

朝の熊本城周辺は、しっかりと秋の空気に変わってきていました。

加藤神社からの眺め。すっかりきれいになりました。

9月末で熊本の「まん延防止等重点措置」が解除されたため、特別公開も再開されています。

行楽シーズンですから、感染防止に努めながら熊本城観光ができると良いですね。

これは7月に撮影した熊本城。前回、まん防前の特別公開中のものです。

中も色々と変わって、地震前とは別モノ、という感じがしました。

このあたりは肥後ジャーナルでPカイト氏が書いていますから、そちらをご参照くださいませ。

【いざ、天守閣へ!】熊本城の特別公開が10月1日から再開されたので早速行ってきた!

そんなにお城に詳しいわけでもないしマニアでもないけれど、なんだかんだで気になる熊本城。

シンボリックな存在です。街と城の距離が近いのって、やっぱりいいですね。

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