COLUMN

2021.09.03

ブロガーはどこに消えた? インフルエンサーは媒体に囚われない

山田 山田

最近、インフルエンサーが話題に挙がることが増えており、企業も広告に起用するなど活躍の幅も広がっています。現在では、YouTuberの影響力が高くなっていて、子どもたちのなりたい職業ランキングにも上位にランクインするほど。ですが、覚えているでしょうか?一昔前まで、ブロガーと呼ばれる人たちがインフルエンサーの名を我が物にしていたことを。

かつてインフルエンサー界のトップにいたブロガーたち

数年前まで、ブロガーといえばインフルエンサーとして一世を風靡していました。ブロガーの○○さんって紹介しているテレビ番組やニュース記事も多かったのですが、最近ではあまり耳にしませんよね。

今、インフルエンサーといえば、YouTuberやインスタグラマーが挙げられることが多いです。あとはティックトッカーなどでしょうか。

もちろん、今でもブロガーは存在しています。ですが、かつてのように華々しく活躍している人はあまり聞かなくなりました。私が読んでいたブログも更新が止まってしまっているのものがほとんど。

最近のブロガーさんたちは、コンテンツの質よりアフィリエイト収入を重視する人がほとんどなので、影響力としてはインフルエンサーとは言い難いでしょう。

ブロガーはどこへ消えた?

では、かつてインフルエンサーとして活躍していたブロガーさんたちはどこに消えてしまったのでしょう。

基本的にインフルエンサーとして名前が売れていたブロガーさんたちで、専業でブロガーという方は少なかったんです。他の仕事をしながら、才覚を発揮していた方が多かったんです。

当時、20代、30代だったブロガーさんたちも本業で出世したり家庭を持ったりと忙しくなった方も多いようです。

また、一部のブロガーさんたちは媒体にスカウトされウェブメディアのライターとして活躍している人も多いようです。

収益性を考えても、自分の書きたいものを書いていても収益化するのが難しい仕組みになってきたので、離れていく人が増えたのかもしれません。

インフルエンサーは媒体に囚われない

そもそも、インフルエンサーとは影響力のある人物のことで、YouTuberだからインフルエンサーだとか、ブロガーだからインフルエンサーというものではありません。かつてのブロガーでYouTuberとして活躍されている方もいます。

軸を持って、しっかり人が見ている場所に必要とされている情報を発信している人がインフルエンサー足りうるのです。いまでこそYouTuberが輝いていますが、10年後には別の舞台でインフルエンサーが活躍していることでしょう。

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ライター紹介

山田

山田 桂士

マーケティング事業部ディレクター。前職は地方経済雑誌の記者。
戦略立案のほか、記事の校正作業や、編集全般を行っています。
夜眠るのが得意で、朝起きるのが苦手です。
人口減少という社会問題と、毛髪減少という個人の問題の解決が急務と考えています。

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