COLUMN

2020.12.22

YouTubeやSNS、記事に共通する「良質なコンテンツの作り方」

山田 山田

企業でも個人でも、情報発信が重要なこの時代。でもだからといって、簡単に魅力的なコンテンツが作れるわけではありません。しかし、つきつめてみると、YouTubeでもSNSでも、そしてブログなどの記事型コンテンツでも、良質なものを生み出すには共通する要素があります。それは「一次情報である」「時間と手間をかける」「情熱を持つ」の3つです。今回はその3つに特化した良質なコンテンツの作り方をご紹介します。

一次情報には信頼性がある

まず、何よりも大事なことは、「一次情報である」ことです。

これは「誰かに聞いた話」や、「ネットやテレビで見た話」を参考にコンテンツを作るのではなく、

自分自身で見聞きし、手に触れ、体験したものをコンテンツ化するということです。

例えば、お菓子の紹介をするコンテンツを作るとして、実物を試食してコンテンツを作る場合と写真と特徴をまとめたテキストをもとに作る場合では、前者の方が良質なコンテンツができやすいのです。

企業においても商品開発部から写真をもらい説明だけ受けて作るコンテンツと、担当者が直接生産現場を目にして、開発者から話を聞いて作るコンテンツには大きな魅力の差が生まれるのです。

なんにせよ、まずはコンテンツを作る人間が、実物に触れることがなにより大切なのです。

時間と手間をかけることで独自性が増す

次に大切なのが、時間と手間です。

時間と手間のかかることは、基本的に誰もやりたくないので、それを率先してやることで独自性が増します。

例えば、私が肥後ジャーナルで執筆した「熊本の国道3号線ってどこからどこまで?原付きで端から端まで走ってみた」などは、めちゃくちゃ時間と手間がかかっています。言葉にすれば50ccの原付きでただひたすら走るだけですが、朝から晩まで腰やお尻が痛くなるまで走り続けるのはただの苦行です。

だからこそ、この記事はSNSでも多くの反響をいただくことができました。

考えるのは簡単だけど、普通はそこまでしないことに時間と手間をかけるとそれだけでひとつのコンテンツとなります。

企業でも自社製品やサービスをもとに、ちょっとした挑戦をしてみるとコンテンツとして評価されやすいのです。

作り手の情熱とコンテンツの質は比例する

YouTubeなら出演者、SNSなら投稿者、記事ならライターという作り手のそのコンテンツへの情熱はそのまま質に直結するといえます。

食レポでも「正直美味しくないな」と思ったら映像や画像、文章までもなんだか美味しくなさそうに見えるのです。

面白いと思えない題材で、面白いコンテンツを作ることはまず不可能です。

これも企業でも同じこと。自社の製品が良いものだと思っていないスタッフが、魅力的なコンテンツを作れることは不可能と言っていいでしょう。

逆に、自社の製品やサービスに絶対の自信を持っているからこそ、情熱を持って良質なコンテンツを作ることができるのです。

小手先のテクニックでは通用しない

最近では情報を受け取る消費者もさまざまなコンテンツに触れ目が肥えています。

そこにしっかり刺さるためには、マニュアル本やハウツーサイトに書いてあるような小手先のテクニックでは通用しません。

「一次情報である」「時間と手間をかける」「情熱を持つ」この3つの要素意識してコンテンツを作り発信していくと、硬化が出やすくなりますよ!

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ライター紹介

山田

山田 桂士

マーケティング事業部ディレクター。前職は地方経済雑誌の記者。
戦略立案のほか、記事の校正作業や、編集全般を行っています。
夜眠るのが得意で、朝起きるのが苦手です。
人口減少という社会問題と、毛髪減少という個人の問題の解決が急務と考えています。

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