コラム
COLUMN
ざっくり子供1人を大学まで行かせたと想定した場合、具体的にいくら必要なのか計算して白目むきました
子供の成長は嬉しいもの。
しかし、大きくなり手間がかからなくなれば、今度はお金がかかってくるように。
仕方ないです。自分もそうやって育ててもらったんですから、子にも同じように…と、考えるのが親心ですよね。
しかし「なんとなくお金かかるんだろーなー」とは想定していても、具体的にいくら必要なのか、そのため毎月いくら貯金すればいいのか?という点が不明。
ということで、ワタクシ、夜中に電卓叩いて計算してみました。
さあ一緒に現実を見て、白目をむきましょう。
0歳~大学卒業までいくらかかるんだ
まず考えたいのが出ていくお金がトータルいくらなんだい?という点。
ここさえ明確ならば、あとは逆算するだけですもの。簡単簡単。
では、実際にいくら発生するのか調べてみました。
待って。まってまって。(ザたっち風)
オール公立で行くという奇跡の結果をもってしてでも、約3,000万?
家、建つやん。建っちゃうやん。
これは大変。
児童手当でどんだけ賄えるのか
子供がいるご家庭ならば、4カ月に1度支給されるのが「児童手当」。所得制限によっては支給されないご家庭もあるものの、ここでは、貰っているというテイで話を進めます。
よく「将来に向けて、さしより児童手当だけは貯金している」という話を聞きます。
それは確かにそうなんですが、問題は、本当に児童手当だけで賄えるのか?という点。
ちなみに支給額は現在(2020年2月)
3歳未満…一律15,000円
3歳以上中学生…10,000円
です。
0歳から15歳まで1円も手を付けなかったと仮定し、しかも1人っこだとしましょう。
3歳未満まで…15,000円×36カ月=54万円
3歳から中学卒業まで…10,000円×144カ月=144万円
合計…198万円
…いや
足りんくない??
3,000万かかるゆーてんのに、児童手当198万て。
てことは
実際に自力で貯めなきゃいけない金額は、この差額の2,802万円という答えがここで、算出されました。
さあこの2,802万円をどう貯めようか
必要となる費用は、ざっくりとですが算出できました。
ここで
「もう無理ばい!!」って嘆いていても、空からお金が降ってくることもないし、突然お金持ちになる可能性もありません。
てことは、もう腹くくって、いざという時に慌てないよう今のうちから考えなきゃいけないってことです。
高校から私立にいく可能性があるので、最終ゴール年は子供が15歳になるまで、としておいたほうがいいでしょう。
そこで、0歳から15歳までこの差額を埋めるには、毎月いくら貯金すればいいのかを今度は算出してみました。
現在0歳と仮定するならば
15歳になるまで、181カ月。
2,802万円÷181カ月=15.5万円…
無理じゃない???
え?これどう考えても無理じゃない????
0歳でこれですからね。ちなみに我が家の子供は8歳と7歳。もっとえげつない金額になってしまいます。
まずは家族で「どう貯めていくのか」を話し合うことが重要
たまがる金額出ましたね。
正直、この金額を毎月コンスタントに貯めるってのは難しいと思うのです。
なので少しでも利率が高いドル建ての学資保険とか検討する訳なんです。
これはママが1人で四苦八苦してどうにかなるような話ではありません。なので、重要なのは「家族」そして「夫婦」で、金銭的な共通認識を持つこと。
いくら節約しても、何も話を聞いていないパパが毎週ウェイウェイ呑みに出られたら意味がありませんもの。
そのためまずは家族で「どう貯めていく?」と話し合うことが大事になってきますよ。
…とか偉そうな事言ってますが、私も気づいたの昨夜ですからね。
共に白目むいて、どうにかこうにか頑張りましょ!!
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ライター紹介
武藤 佑香里
松坂世代で阿蘇生まれ、熊本市在住。
年齢を重ねたものの、いまだ何かが分かった訳でもなく。ただ迷いつつ、でもがむしゃらに手探りでどーにかこーにか生きております。
元金融なのに計算があまり好きではありません。四十肩防止で毎朝ラジオ体操が日課(にしたい)。
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