COLUMN

2020.02.25

新生活、新社会人になる人たちへ。後悔しない人生なんてないよ。

武藤 武藤

今春より新生活、また新社会人になられる方、おめでとうございます。まさにハレの門出ですよね。考えてみれば人生において、社会人の方が長いわけなんですから、できる限り事前にリスク回避して、トラブルや後悔なんて避けたいもの。

でもね

言わせてください。

後悔しない人生、選択ってありません。

国民的スーパーアイドル中居君も言ってました。

「後悔すると分かっていても飛びこまなければいけないときがある」

後悔ばかりを恐れて足元をすくわれるよりも、若い今のうちにいっぱい恥をかいて、経験を積んだほうがかっこいい中年になれます。きっと。

お金で購入した「物」はいずれ形がなくなりますが、「経験」だけは誰にも奪われない財産となるのですから。それでは具体的にどんな経験が有効なのか?見てみましょう。

職場の愚痴は社員同士でしたほうがいい。

今春から新生活に入る人も多いでしょう。

そこでつい学生時代からの彼氏や彼女に職場でのフラストレーションを愚痴で晴らしたくなります。

気持ちは分かります。

つらいときに支えあうのがお付き合いしている2人の醍醐味ですからね。

しかし

職場の愚痴を恋愛に持ち込むと、大体ロクな結果にはなりません。

最初はいいんですよ。優しく聞いてもらえます。

しかし回数を重ねるごとに、相手が疲れてくるんです。

そして「そんなイヤならやめたら?」や「こうすればいいんじゃない?」的なアドバイスをしてくれます。

まあそれが大体、的外れ。

余計フラストレーションがたまるだけですし、その時欲しい言葉って共感じゃなく、頑張るモチベーションなんですよ。

互いにいいことなんてないので

仕事の愚痴は同じ環境である新入社員同士でしたほうが健全です。

一度は経験したほうがいい水商売

女性にしても男性にしても、一度は経験して欲しいのが水商売。できれば居酒屋とかではなく、マンツーマンでお客様と話せるほうがベター。

理由は、どんな職種であっても、必ずここでの経験はオールマイティーに活用できるためです。

例えば、初めてお会いしたお客様に対し、一瞬でその方が「して欲しいこと」を察する力がつけられます。そっと飲みたい気分なのか、一緒に盛り上がりたい気分なのか、誰かを口説きたい気分なのか。

その察知能力の判断が遅れれば遅れるだけ、非常にきまずい空気となるのです。

相手が欲することを言葉ではなく、態度で見極められる力。

これは、営業職に関わらず、人生においてこの力を持っていると非常に人間関係が良好になること請け合いです。

怒られることを過剰に恐れない

誰しもそうですよね。怒られたくない。

でも、怒られたくないことばかりに注視してしまうと、大事な「経験」が零れ落ちてしまいます。

誰だって失敗はするわけです。

失敗した経験すらない中年なんて、もう目も当てられません。自己顕示欲の塊モンスターと化します。

誰かに怒られることを過剰に恐れない。

よく「おこるとしつけは違う」と言いますが、そんなの社会では通用しません。叱られるじゃなく、怒られる覚悟を持った人は強いです。

答えが書いてある教科書なんてない

学生時代であれば、何かしら教科書を見れば「答え」はあります。

しかし社会では教科書なんて存在しません。また今までは「真面目に生きなさい」が正義だったのに、そのまんまだと「使えねえな」扱いになります。

学生と社会人の大きな隔たりってここなんです。

今までの常識が通用しない。

でもそこでイジイジしてても状況は変わりません。

学生はあくまで「基礎編」だったんです。ここからは「応用編」。

これも経験を積まないと応用力なんてつきませんから、イジイジしている暇があったら、まずはどんなことでも挑戦してみる。そして怒られる。という経験を積んだ人でないと、この応用編はクリアできません。

まとめ

めちゃくちゃ上から目線で書いてしまいましたが、これが現実。

「みんな違ってみんないい」「ナンバーワンよりオンリーワン」は分かります。ただ勘違いしちゃいけないのが、今まではその「傘」に守られてきただけなんです。

傘がなくなったあなたが、どんだけ雨に打たれることができるのか。

そこで風邪ひくかもしれない。

でも「雨に濡れたら、体を拭いて温かいものを飲もう」と、自分なりの解決策を持つことができるようになれば、立派な大人。

どんな選択肢をもってしてでも、後悔しない人生なんてありません。皆、大なり小なり持っているんです。どうせ後悔するんであれば、せめて経験は身に付けておいた方が、かっこいい大人になれますよ!

ライター紹介

武藤

武藤 佑香里

松坂世代で阿蘇生まれ、熊本市在住。
年齢を重ねたものの、いまだ何かが分かった訳でもなく。ただ迷いつつ、でもがむしゃらに手探りでどーにかこーにか生きております。
元金融なのに計算があまり好きではありません。四十肩防止で毎朝ラジオ体操が日課(にしたい)。

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