今年40歳。いわゆる「就職氷河期」と称される世代です。

※就職氷河期とは…

一般的に1970年(昭和45年)から1982年(昭和57年) や1984年(昭和59年) までに生まれた1990年代半ばから00年代前半 に社会に出たり、2000年前後に大学を卒業 した、現在において40歳前後 や30代後半から40代後半 を迎える世代のことだとされる。

出典　Wikipedia

さて、そんな就職氷河期世代がうらやましくて仕方ないのが、我々よりも上世代である「バブル期」と、下の「ゆとり世代」。

なんか両方、それぞれ楽しそうじゃないですか。ネーミングからしても。

それに対して「氷河期」て。

氷河期ほんと辛いんですよ。

就職難がどうとかではなく、この自由な世代に挟まれているのが。

例えば飲み会。

バブル世代は「いや行くでしょ。返事はハイかイエスでしょ」って最初から断るなんて選択肢はありませんし、ゆとりは「え？それって残業代出るんですか？」「いや今から友達と会うんで」とか普通に言うし、もうその間に挟まれた氷河期の気持ちも考えて欲しい。

ゆとりが行かない以上、氷河期がついていくしかない。

しかし、つらいことばかりでもないんです。

おかげでバブル世代から脈々と受け継がれる鉄板の宴会芸を芯から仕込まれました。

そう、それがカラオケの合いの手。

カラオケの合いの手は覚えておいて損はない

上司に限らず、接待、はたまたスナックなど夜の世界で汎用性が非常にあるのが、この合いの手。

曲を聴いていなくても、いっちょ入れるだけで「聴いてますよ」感を出すことができますし、また場を盛り上げるエッセンスともなり得ます。

つまるところ非常に使い勝手がいいのです。

とはいえ、「もーいっかい」や「ゲッチュ！！」などは個人的に合いの手だとは思っておりません。単なる掛け声です。そうじゃない。

それではいくつか見てみましょう。

DESIRE -情熱-　中森明菜

まっさかさまに 堕ちてDESIRE (落ちたら早いよ水商売)
炎のように 燃えてDESIRE (燃えたらしつこい30代)

ぶつかりあって 廻れDESIRE (廻って廻って目がまわる）
星のかけらを つかめDESIRE (つかんだ男は離さない)

なんてね！（ハアドッコイ！）

これはもう王道中の王道ですね。これがカラオケで入ったら、合いの手が入る前提と察し、恥をかかせないよう完璧に合いの手を入れておきましょう。

もう恋なんてしない　槇原敬之

紅茶のありかが分からない（だからふられる）

君が作ったのなら文句も思い切り言えたのに（だからふられる）

さよならと言った君の気持ちはわからないけど（だからふられる）

ザックリ言うと、ふられる原因の歌詞部分に「だからふられる」と言えばそれだけでOK。

失恋ソングから最終的に「だからふられたんだ」とよく分かるようになり、そこから元カレの「ここがありえなかった」あたりの話になることうけあいです。

ああ無情　アン・ルイス

本当に盛り上がるのはアン・ルイスのああ無情ですが、さすがに下ネタ過ぎるので会社のブログには書けません。気になる方はYouTubeでもあがっているので調べてみるといいでしょう。

おねえバージョンをおすすめします。

何が言いたかったのかと言いますと

曲自体、リアルタイムに知らなくても、お姉さまがたと一緒に飲めば自然と覚えるようになるのがこの「合いの手」。

これを覚えたからといって、社会人としての地位が上がるなんてこと、まずありません。

じゃなんでわざわざこの内容を書いたのか。

それは、合いの手を入れた方が楽しいから。

いやほんとやったことない人は、是非一度やってほしい。歌うよりも合いの手入れた方が楽しい。

ただそれだけです。

大きな意義とかありません。

あーあ、早くコロナ落ち着いて大声で誰かに合いの手いれたいなー。