COLUMN

2021.02.10

温かい味噌汁が染みるときは遠慮せず休んでくださいね。

武藤 武藤

人生の半分は睡眠と仕事だと気付くと、もう「絶望」という2文字しか浮かばない武藤です。

睡眠はまだいいんです。

私は自他ともに認める怠け者の類なので、睡眠って最高のコンテンツ。

しかし残りの半分仕事なのか、と考えるとこれじゃいかんなという感情が先に生まれます。

何も仕事が嫌いなわけじゃないんです。

嫌ならやめるという選択肢も知っている年齢ですから。

ただそうじゃなく、仕事ばかりなのがおそらく嫌なんだと思います。なぜなら怠け者でアマノジャクなので。

「ああ、今日は出社せずに北海道行こ」

そんな事ができるようにするにはどうしたらいいのだろうかと考えました。

4月から河内研究所内で異動がある

ものすごく内的な話ですが、今年の4月からチーム分けが変わります。

とはいえ、大企業でもないし同じフロアで毎日顔を合わせているメンバーなので大して変わりないと言えば、ないんですが。

それでも

せっかく環境が(少し)変わるのであれば、働き方というか考え方も変えた方がいいのではないか。そんな事を思いました。

縁あって同じチームになる方が、少しでもいい方向にいくためにはどうしたらいいのか。

そんなことをここ数日考えていました。

「あなたしかできない」は嬉しいけど。

よく誉め言葉で

「この仕事はあなたじゃなきゃダメ」

「あなたがいないと困る」

なんて、言いますし聞きます。

でももうそれは平成に置いてきましょうよ。

その人1人いないと回らない環境がおかしくないですか。いや社外の人からそう思われるのはいいんです。問題は社内の人間にそれを言わせちゃダメなんじゃないかと。

言われた方は、自分でも気づかないうちにキャパオーバーして、ただただ疲弊していく。

そのうちたまたまランチについてた味噌汁の温かさで、泣いちゃうんですよ。

毎日自分の顔見てるからこそ、背中のぜい肉に気づかないのと同意で、自分じゃ自分のしんどさに気づかない。

それはきっと周りが気づくところなんです。

そこまでさせてはいけない。

なので、武藤チームの来期の目標は

「味噌汁が染みるときには無理せず休んでくださいね」を実現させることです。

休むことへの罪悪感をなくす方法とは

とはいえ、社会人として「休んでください」と言われ、ヒャッハーーーーー!!!!ってなる方が少数派。

大体は「いや抱えている案件があるので」「いや来ます」ってなります。

でもね、言われつくされてきたワードをあえて言うならば

仕事の代わりならいくらでもいるし、どうにかなるんです。

けど、あなたの人生では代わりはいません。

そのためには、個人が抱えている業務の可視化、そして進捗の共有、新たな仕事を請け負うときには平行してマニュアル作り。

最低でもこの3つを行うことで、ある程度可能になっていくのではないかと考えます。

それさえあれば、担当が不在であってもチーム内誰でもある程度の話はできる。そこまでの力はもう皆持っているんです。信じています。

あと毎日1分間スピーチを全員でしようかな。

まあまずは環境を整えていこうと思います。

休んだ分、クオリティに還元してください。

何もアクティブに外に出なくとも、惰眠を貪るだけでもいいんです。

休んだ分、きっと脳内がリセットされているし、なんなら新たな情報を仕入れてアップデートされているかもしれません。

それを仕事のクオリティとして還元してくれたらいいんです。

弊社は広告代理店としても、肥後ジャーナルとしても「いやそれ思いつかんやった」という真面目にふざけた企画を考えなくてはいけません。

そんなん事務所で昼夜問わず仕事してたって舞い降りてくるわけないんです。

よく笑いよく食べ、よく寝る。

話はそこからだ、と。

それが、質を上げることにも繋がるんですよ。きっと。

見誤ってはいけません。

どう仕事を回させるのか、どうやったら楽しく仕事できるのかを考えるのかもリーダーの大事なお仕事なんです。

頑張りマッスル。

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ライター紹介

武藤

武藤 佑香里

松坂世代で阿蘇生まれ、熊本市在住。
年齢を重ねたものの、いまだ何かが分かった訳でもなく。ただ迷いつつ、でもがむしゃらに手探りでどーにかこーにか生きております。
元金融なのに計算があまり好きではありません。四十肩防止で毎朝ラジオ体操が日課(にしたい)。

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