COLUMN

2020.05.09

文字と絵文字、記事と写真

徳田幸美 徳田幸美

画像の3つの「こんにちは」から、皆さんはどんな印象を受けましたか?

楽しそう?

悲しそう?

怒ってる?

同じ言葉でも絵文字を変えるだけで言葉の印象って大きく変わりませんか?

楽しい気持ちなのに悲しい顔の絵文字を使ってしまうと、受け取った相手に少し戸惑いを与えてしまします。

文章に添える「絵文字」には、その文章のすべての意味を補足してしまうほどの力があると思うんです。

これは記事に載せる写真を選ぶときも同じで、自分の書いた文章と合わない写真を掲載してしまうと、読み手側に「何を伝えようとしているんだ?」という疑問を抱かせてしまいます。

文字と絵文字

家族や友人との連絡手段にメールやラインは必須のツール。また、ツイッターやフェイスブックなども今やコミュニケーションの一種としてかかせないものとなっています。
そのすべてが「文字」を使用します。

文字だけでは伝えられない感情を補完するのが「絵文字」や「顔文字」。
この選び方が実は重要だと思うのです。

例えば「今日もご飯がおいしかった」という一文。
この文章からは「前向き」な印象を受けることができると思います。
この文章に嬉しい顔の絵文字をつけると

ますますハッピーな気持ちが伝わってきませんか?

では

という絵文字になるとどうでしょう?

文章と絵文字に矛盾を感じて「ハッピーだったの?ハッピーじゃなかったの?」と少し考えてしまします。

この文章に「ご飯はおいしい」けれども「ダイエット中においしいご飯は辛い」と言った続きがあるのであれば理解できます。
こういった表現の仕方は友達同士のやり取りや、趣味で利用しているSNS上の会話であれば、よく見かけるようにも感じます。

記事を書く時

自分が記事を書き、写真を選ぶ時、この写真がいいよね!と思って選んでも「あなたの中では関連していても、読み手側からすると関連性が分からないよ」と注意される事が多々あります。

人に伝える記事を書くときには、文章と写真に矛盾があってはいけません。

極端に言えば


「ご飯がとっても美味しいです!」

なのか。

「ご飯がとっても美味しいです!」

なのか。

どの写真を使うのが適切で、読み手に伝えたいことが伝わるのか、記事にする時には考えないといけないのです。

それを踏まえて。

ここまでの文章を読んで、タイトルに選んだ写真がどうしてこの写真だったのか。

皆様は見てすぐに関連性が分かりましたか?

私の答えは「伝えたい事と使った絵文字が違う意味を表現するものだった時、場合によっては誤解が生まれて殴り合いの喧嘩になってしまうかもしれないよ!」という事を伝えたくてこの写真を選びました。

実体験として本気で怒っている相手に

という絵文字をつけて送り。

(画像はイメージです)

と、ますます怒りを買い、仲直りするまでに時間がかかったことがあります。

いかがでしょうか?

文章に添える絵文字や写真選びって大切だと思いませんか?

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ライター紹介

徳田幸美

徳田 幸美

熊本に生まれ、熊本で育った生粋の熊本人。普通の人生を普通に歩んでいる普通の人間です。唯一普通じゃない所があるとすれば、少しだけ鉄道に詳しいです。

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