COLUMN

2020.04.08

ホームページ制作や広告費にも使える!持続化補助金の活用方法

山田 山田

「売上厳しいけど、広報活動や投資をするお金なんて無いッ!!」

そんな中小・零細企業の方にオススメしているのが、小規模事業者持続化補助金

販売促進や販路拡大のために発生する費用の2/3が補助してもらえる補助金です。金額は最大75万円(補助額50万円)で、従業員20人以下(飲食・接客などの一部業種は5人以下)の企業・個人事業主であれば、誰でも使える補助金です。

第一回は申し込みが3月末で終了しましたが、現在第二回の申請が始まっています。弊社にも多くの相談をいただいています。

今回は、75万円という予算内でどういったことができるのか具体的な金額と合わせて紹介していきたいと思います!

ホームページ制作

弊社への相談で比較的多いホームページ制作。ホームページを持っていない企業の他に、注力したいブランドの販路拡大のための特設ページや、通信販売サイトの作成など多岐に渡ります。

「以前、ホームページを作ったけれど効果が出ないので、売上に繋がるサイトを」という相談も多く、消費者への認知から購買や来店、問い合わせまでの動線をしっかり整備したサイトに作り直すことも可能です。

完全なオリジナルデザインで、ページ数を充実させ、予約システムや解析ツールを埋め込むなど機能性を高めると1サイト作るのに100万円~300万円ほどかかることもあり、持続化補助金を申請しても実質的な支払額が負担になってしまいます。

しかし、「ブランドイメージを高める」「問い合わせにつなげる」など目的を絞って必要最低限の情報のみを掲載して効率的に運用するのであれば30万円~でもオリジナルデザインで作成できますし、既存のデザインをベースにカスタマイズしていく形であればある程度の機能をつけても50万円~で作成できます。

ですので、そこから少し内容を充実させると持続化補助金の補助上限である75万円ほどで十分効果的なサイトができるのです。

EC(通信販売)サイトもゼロから作るとシステム構築費が加算でしまいますが、無料で使えるシステムをベースに作り上げると補助金の対象金額内に収まります。ただしAmazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどのモール型通信販売サイトに出品する場合は、持続化補助金の期間内に関する出店料しか補助対象にならないのでご注意を!

Web広告

販路拡大に際して、インターネット上のWeb広告を活用することもできます。

Google検索の検索結果に広告を表示させるリスティング広告や、SNS広告、Yotube広告などさまざまな媒体が対象です。

これは金額は自由に設定できるので、補助期間内で使用した金額を申請できます。

1万円でもいいし、75万円でも問題ありません。期間内にどれくらいのペースで出稿するのかしっかり計画を立て、必要な予算を組みましょう。

また、Web広告のくくりでいえば、リスティングやSNSだけではなく肥後ジャーナルのような媒体への広告記事掲載も対象内なので、ご検討ください。

テレビCM

普段はなかなか高額で手が出しにくいテレビCMも持続化補助金の対象です。

テレビCMも枠と本数によっては入り口はお手頃な金額から出稿できるので、要相談。

テレビ制作費は内容にもよりますが、外注すると通常100万円~相場。しかし予算次第でシンプルな文字とナレーションだけのものにするなどコストを削減する方法もあります。

75万円以内に納める方法もありますし、100万円かかったとしても、手出しは50万円で済むので、これまでテレビCMの経験がなくても低コストでチャレンジするチャンスです。

新聞・雑誌広告

もちろん、新聞や雑誌などの広告出稿も可能。ただし、年間で枠を購入する場合は対象となる期間内に関する部分しか補助を受けられませんので要注意!

新聞の場合、新聞社にもよりますが、小さい枠は2万5千円ほど~掲載できます。1面になると300万円前後かかるので、戦略に合わせて活用しましょう。

カタログ制作

商品の販売促進に利用するカタログやDMの作成も持続化補助金が活用できます。

75万円の予算があれば、プロのデザイナー、カメラマン、ライターに依頼して高いクオリティのカタログが作れます。

大体、A4サイズ1ページで5~8万円の制作費を考えておけばOKです。

設備投資

新商品の開発や加工に必要な設備投資にも利用できます。

例えば、真空パック包装に必要な機材や、テイクアウト商品を始める際のショーケースなどに使えます。ただし、売却する際の制限もあるので注意が必要です!

相談はお気軽に河内研究所まで!

「持続化補助金を使いたいけど、何に使えるのか分からない」「希望の用途が大丈夫なのか不安だ」「せっかく活用するならしっかり成果につなげたい」

そんな方からのご相談に無料でお受けしています。

第二回の公募は2020年6月5日締め切り。お悩みの方はぜひご相談ください!

※今回ご紹介した価格は弊社で実際にご提案させていただいている価格帯です。他社では金額が変わってきますのでご注意ください。

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ライター紹介

山田

山田 桂士

マーケティング事業部ディレクター。前職は地方経済雑誌の記者。
戦略立案のほか、記事の校正作業や、編集全般を行っています。
夜眠るのが得意で、朝起きるのが苦手です。
人口減少という社会問題と、毛髪減少という個人の問題の解決が急務と考えています。

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