COLUMN

2020.05.24

凄腕ライターは読者の心を動かす

株式会社河内研究所 株式会社河内研究所

「何だかこのキャッチコピー耳に残るんだよな~」「ついつい口ずさんでしまう。」

「広告で流れてきたんだけど、ついこの言葉が気になってクリックしちゃった。」

「いつも、この人(企業)のブログは楽しみで読んでしまうんだよな~」

このような経験はありませんか?
なぜか不思議と読者を惹きつけるライティングには、”共通の特徴”があるのです。

ライターの仕事とは?

ライターとは、企画に合わせてキャッチコピーや文章を書く仕事です。雑誌やパンフレットなどの紙媒体・Webブログの代執などがあり、企業に所属する方もいれば、フリーランスで仕事をする方もいます。

依頼された企画内容によって、インタビュー取材や資料の収集・時には自分で撮影することもあり、文章を書き始めるまでの下準備に時間がかかる仕事とも言えます。

読者の心を動かすライティングとは?

■文章構成には、基本の型が存在する。

文章の構成には、いくつかの型が存在します。今ご覧いただいている短文のコラムやメルマガなどには、「SDS法」という手法がよく用いられています。概要(Summary)/詳細(Details reason)/まとめ(Summary)の頭文字からその名が付けられ、それぞれの項目で同じことを色々な角度から3回繰り返し伝える文章の型です。

その他にも、「PREP法」=要点・結論(Point)/理由(Reason)/実例・事例・具体例(Example)/再び要点・結論(Point)などはプレゼンにも用いられ普段目にすることも多いかと思います。

■心を動かす言葉の法則「ギャップ法」と「サプライズ法」とは?

伝え方が9割の著者である佐々木圭一さんが見つけた法則に「ギャップ方」と「サプライズ法」という言葉の法則があります。

□「ギャップ法」とは…対になるの言葉を用いることで、強いギャップが生まれより効果的に伝えられる方法のことを言います。
例)
・事件は「会議室」で起きてるんじゃない!「現場」で起きてるんだ!(踊る大捜査線の名台詞)
・これは「私」の勝利ではない。「あなた」の勝利だ。(オバマ元大統領就任演説)

□「サプライズ法」とは…「あ」・「そうだ」など驚いた時に用いる言葉で、シンプルな言葉がとても印象的な言葉に聞こえるというサプライズワードを使う方法のことを言います。
例)
・「そうだ」京都、行こう。(JR東海)
・「あ」小林製薬

この2つの方法には、人が受け取りやすい効果があると思います。
・ギャップ法には、受け取る側の同調や共感。
・サプライズ法には、動きを連想させることによる注目。
ちょっとした文章の工夫や刺激を与えることで、人の心を動かすより魅力的な文章やキャッチコピーへと生まれ変わります。

まとめ

凄腕ライターのように、人を惹きつけるキャチコピーや文章を書けるようになる為には、常にアンテナを張っていることが大事です。
気になる看板のキャッチコピー・ケータイで流れてきた言葉・歌詞・映画やテレビ・知人との何気ない会話
このすべてに、閃きのアイデアは転がっているのです。

よくライターが腕を磨くために、気になったことは常にメモを取るということをします。これはとても効果的で、なぜ自分はこの言葉や文章に心を動かされたのか?

それを考える習慣を身に付けることで、言葉や表現の引き出しが増え、新しい言葉へと生まれ変わるのです。

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