コラム
COLUMN
マウンティング今昔物語~いかにストレスなく対処できるか~
古今東西、年齢性別問わず、腹が立って仕方ないもの。
それが
マウンティング。
※マウティング…相手より自分が優位であることをとにかく示したいこと
あれってなんなんでしょうね。
すればするほど滑稽なのに。
しかも、やっている側で「まんま悪意むき出し」って人あんまりいないんですよね。
ナチュラルに悪気なくマウントする。
そうなりゃこちらは、悪意丸出しで、はなっ先をへし折るだけなんですが。
それはともかく、このマウント、どうやら昔からあったようなのです。じゃどうすればいいのか?を考えてみましょう。
昔のマウントと今のマウントあんま変わらん
弊社が運営する新しいサイト「R60」の取材のため、訪れたのは熊本大学文学部。
二本木遊郭の成り立ちから最後まで、色々と教えてもらっていたのですが
聞くと、この二本木遊郭が盛隆を誇っていた明治~昭和初期であっても「マウント」が存在していたとのこと。
かなりざっくりと言えば
・もう!同じ女として黙ってられないわ!!!遊郭はんたーーーーーーい!!!!!
↓
・反対して自由を得られるのはいいが、自由になっても今度はお金がないよ?
↓
・えー?お金ないのー?めっちゃかわいそー。でも自己責任だよね?はい、はんたーーーーーい!!!!!
はいここです。
そりゃやっている側は気持ちいいでしょう。しかも「同じ女性を守る」という大義名分もありますしね。
でも突然反対された側はどうなるのでしょう。
詳細は「R60」で書きますから、ここでは割愛しますが、そもそもこの制度がなければ、今よりももっと劣悪な環境で性を売らなければならかった人のバックグラウンドであったり
「なぜ娼婦にならざるをえなかったのか」などの事情なんて、すっぽりと抜け落ちているのです。
「同じ女性として!!!!」って息巻けば、まくほど、「同じ女性」を苦しめているのが分からない。
これが、今でいうところの「マウンティング」の本質と何ら変わらないなと感じるのです。
結果として
自分より下に見ているから「私が助けてあげないと」という謎の使命感に燃えているのですが
それをした(人の職業を廃止させた)からには
同程度の待遇を準備しなくてはならない、とか、そんなことはどうだっていいのです。
私がかわいそうだと思ったから
これが悪意のないマウンティングってやつですね。
もちろん
遊郭撤廃が悪だったとか、正しかったとかそんな話じゃありませんし、私が語れるほどの材料は持ち合わせておりません。
ただ
時代背景とともに
価値観は変わります。
それでも変わらないのがこのマウンティングだというだけの話です。
マウント対処法
昔からある「マウント」ですから、これもうどんなに時代が変わっても形を変えて残っていくものではないかと個人的には思います。
じゃあることを前提に、今後もしマウントを取られたらどうすればいいのか?という対処法を考えていきましょう。
まずはマウンティングを取りがちな人には似たような傾向が見られます。
- とにかく自分が一番
- 自分の中での圧倒的正義がある
この2点です。
常識的にそして無難に対処するのならば、そのままスルーして受け流す、が大事でしょう。
それは分かっちゃいるが、このまま自分1人が大人対応をするのもなんだかなあ…って悩むから対処法を知りたいわけですよね。
揉めないギリギリの範囲でやれる対処法をご紹介します。
とにかく1番じゃなきゃダメな人には憐れんだ顔をしてみる
とにかく「自分大好き!!」なマウンティングゴリラは比較的、取り扱いやすいものです。
心もにない「タヨリニナリマス」「スゴイデスネー」「サスガー!」大体この3種類を駆使すれば、乗り切れます。口角を若干上げていれば、好意的に見えるので、どんな棒読みでもあまりバレません。
でも、そろそろ疲れたなという時には
マウンティングの最中に憐れんだ顔をしておきましょう。
「まだ言ってんの?」みたいな顔がベストです。
「え?なにその顔」って言われたら
「いや、すごいなと思って」と、どちらともとらえられる言い回しで誤魔化し、さっさと退散しましょう。
圧倒的正義感には○○の話をぶちこむ
もっともややこしいのがこのタイプです。「あなたのためを思って!!」が口癖の人が多いですね。
自分なりの正義があるのは構わないのですが、それを他人に押しつけるという姑にしたくないタイプ。
この手には、戦争の話をナチュラルにぶちこみましょう。
そこで伝えるべき内容は「立場や環境が変われば、正義の主軸も変わる」ということ。
互いが正義なんですよ。だから戦争ってなくならない。
そのようなことを言うだけで、不思議とスッキリ。伝わらなくてもいいんです。遠回しに「お前の世界がこの世のすべてではない」と伝えりゃいいんです。
まとめ
いや~昔も今もやおいかん人は、やおいかんですね!!
ちなみに私、自分自身のことを遥か彼方に押し上げて話してますけど。
触らぬ神に祟りなし
荒ぶるマウンティングには近寄るな
これが一番ベストな気がします。
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ライター紹介
武藤 佑香里
松坂世代で阿蘇生まれ、熊本市在住。
年齢を重ねたものの、いまだ何かが分かった訳でもなく。ただ迷いつつ、でもがむしゃらに手探りでどーにかこーにか生きております。
元金融なのに計算があまり好きではありません。四十肩防止で毎朝ラジオ体操が日課(にしたい)。
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