COLUMN

2020.05.02

新人社員が肥後ジャーナルの記事を書く「記事編」

徳田幸美 徳田幸美

初めての取材を終え、取材をする楽しさを少し掴み、余韻に浸っていた私。

・・・・・これで終わりじゃなしからね?
愛用のパソコンが私に語り掛けてきた。

ここからが更なる挑戦の時。

伺ったお話を肥後ジャーナルの読者様にお伝えする、重要なお仕事に挑んでいく。

何を書けばいいの?

今日の取材の内容を、一つ一つ思い出してはみるものの、どういう記事にすればいいのか。

取材時に撮った写真を見ながら、まずは取材の流れ通りに文章にしてみることにした。

「お店はここにある」

「店内のここに商品が置いてある」

「こんな商品がある」

「おすすめはこの商品」

「実際に食べた感想」

「お店の伝えたいこと」

「まとめ」

この流れに当てはめて記事にする。

「上手に書けたんじゃないの??」

記事は初挑戦ながらもなかなかの出来栄え。

・・・と、思っていたのは自分だけである。

人に伝える記事にすること

記事を先輩ライターに確認してもらう。
確認後の返信には、実際に肥後ジャーナルに掲載された時の状態を見れるものの添付と、先輩ライターからのアドバイス。

「肥後ジャーナルの読者になって読んでください。違う表現のほうが読みやすいところとか、改行の場所、句読点の置き方にも注意して書き直してください。」

『読者の気持ちになって』

ここで私は大切なことに気付く。
記事にするって、取材した内容をただ書くだけではいけない。

「肥後ジャーナル」の「読者様」に「紹介したいこと」が伝わらないといけないのだ。

改めて「自分の体験としての記事」ではなく「誰かの体験した記事」として読んでみると、再考するべき点がいくつも出てきた。

また、実際の記事として見ることで、改行する場所などのイメージもつけやすい。

修正しながら、表現の方法が分からないところなどは、何度も相談し記事の完成へと歩みを進めていった。

初めての肥後ジャーナル掲載

こうやって出来上がった記事は、無事に肥後ジャーナルに掲載された。

取材をするというのもかなりの緊張で臨んだが、自分の生み出した物が、たくさんの人に読まれる。

緊張しないわけがなく「公開したよ~」の連絡に安堵よりも「読者様にお店の事が伝わるだろうか・・・・」

という不安と心配で、その日の夕食は、ご飯を一度しかおかわりできなかった。

後日「お店に肥後ジャーナルを見て買いに来ました!ってお客さんが何名もいらっしゃったみたいだよ!」との連絡をもらった時、初めて「私の書いた記事でお店の事を伝えることができたんだ」とホッとすることができた。

これが私の初めての記事を書くまである。

これで私も晴れて肥後ジャーナルのライターになれたわけだ、と胸を張って発言したいのだが、あくまでも初めての記事でを書いただけであって、ライターとしては駆け出したばかりである。

これからもっともっとライターとしての経験やスキルを磨いていかなくてはいけないのだ。

将来、私が「先輩ライター」として誰かに付き添うことができるように。

私のライターとしての道は、今ここから始まったばかりである。

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ライター紹介

徳田幸美

徳田 幸美

熊本に生まれ、熊本で育った生粋の熊本人。普通の人生を普通に歩んでいる普通の人間です。唯一普通じゃない所があるとすれば、少しだけ鉄道に詳しいです。

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