COLUMN

2020.05.04

ライター仕事に使っているカメラの話【本体編】

坂田 坂田

仕事で使っているカメラのことを書いておきましょう。

まず前提として、自慢げに言うことではないのですが私の写真は下手くそです。
写真を撮って文章を書く仕事をしている割には、腕とかセンスとか知識とか、あらゆるものが足りていません。

まだまだ勉強中ですが、それでもライター業をこなしているのは、今使っているカメラのおかげ。

カメラに詳しい人、とにかく写真が趣味という人、かっこいい写真を撮っては記事に使っている人などに相談しながら選んだカメラです。
写真嫌いの人の参考になれば幸いです。

やっぱり一度ぐらい一眼レフを触ってみたかった


大きいし重いし高いし、使いこなせなさそうだし、と言い訳ばかりしていたけれど、やっぱりデジタル一眼レフを持ってみたくて買ってみたのがこれ。

Canonが誇る入門機、EOS KISS X7。2013年4月発売です。現在の最新機種ではEOS KISS X10iというのが出ています。

世界で一番小さくて軽いというふれこみ通り、本体はとっても軽い。ゴツめのミラーレスよりずっと軽いんです。

機能はかなり絞られているので、本当に初心者むけのカメラだと思います。ある程度撮れる人にとっては、物足りない可能性も。
個人的にはこれで充分満足しています。5年くらい使っていますが、特に不備は出ていません。

キヤノンかニコンか、ちょっとだけ迷ったのですが、キヤノンの入門機のほうが安くて軽い。そういうハードルの低さはやっぱり魅力です。

ちなみにキヤノンとニコンは使い勝手も意外なほど違って互換性が低いので、買い替えるにしても、つい同じメーカーになってしまいます。
アダプターで他メーカーのレンズを付けられると言っても、キヤノン以外のカメラを使うのはとても難しく感じます。

最初にどのメーカーを選ぶのか、実は重要なのかもしれません。

遅れてきたエース、ミラーレス一眼


ライター業を始めた時から書いているジャンルのひとつが旅行関係。そのため海外旅行先でもそれなりに写真を撮ります。

EOS KISS X7はかなり使えるとは言え、旅先ではちょっと重くて大きいなと思う局面も出てきました。
そこで買い足したのがミラーレス。EOS Kiss M。EOS Kissシリーズで初めてのミラーレス一眼です。

EOS KISS X7には無い、バリアングルモニターなんかも付いています。

中望遠レンズをつけても、デジタル一眼レフの基本レンズよりコンパクト。
ヨーロッパの街歩きなど、治安に不安があってカメラをカバンに入れておきたい時でも余裕です。

操作も簡単なので、こちらもかなり初心者向けだと思います。心配していたバッテリーのもちも、ふつうの観光旅行で使うくらいなら全く問題ありません。

スマホ+カメラの2台持ちが安心


スマホのカメラもどんどん高性能になってきました。仕事用の写真をすべてスマホだけでまかなっているというライターも、けっこういます。

実際に、スマホと一眼レフで撮って、記事に使うのはスマホで撮った写真、なんていうこともあります。

それでも個人的にはカメラ+スマホの2台使いを続けます。

何かの事情でデータがダメになった時のバックアップのためという理由がひとつ。
あとはまあ、取材に行くなら大きめのカメラを持っていたほうがそれっぽく見えるかな、という理由がひとつ。

記者発表会や内覧会などに出かけて、プレスの腕章をつけてiPhoneひとつで撮影というのは、かなり勇気がいりそうな気がします。

カメラのことをつらつらと書いてきました。長くなったので、使っているレンズについてはまた次回。

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