COLUMN

2020.07.20

旅とピアス

坂田 坂田

趣味といえるほど熱中しているもの、情熱を傾けているものはほとんどないのだけれど、昔から旅行とピアスが好きです。

しいて言えば、趣味は旅とピアス。

したがって「旅先でピアスを買う」というのは、私にとっては最高の娯楽です。

ピアスコレクション

海外旅行に行って、その土地らしいピアスを買う。至福です。

ブランド品などの高価なものではなく、道ばたの露店で売っているようなチープなのばかり。
かさばらないし安いし、基本的にはどこにでも売っています。

安いと言いつつアジアならさらに値引き交渉なんかもして、ほんの数ドルを全力で値切るのも楽しい。

帰国後だって、楽しみは続きます。

ずっと後になっても、ピアスを見れば懐かしい旅先の風景がふっと浮かんでくるのです。

シンガポールでは、アラブストリートのおしゃれな雑貨店で。東京のどこかにでもありそうなショップで、定価のシールが貼られているので値引き交渉はできません。

ラオスでは、少数民族感あふれる不思議なモチーフ。モン族って書いてあったけど本当かな。欲しいなと思うものは、もれなく外国人向け価格でした。

タイ東北部も、少数民族系でした。隣にいたお客さんは本物のレディボーイ(ニューハーフ)。一緒にキャッキャウフフで選んで、女子旅っぽかった。

カンボジアでは、相場が分からないままにナイトマーケットへ行って、半額で交渉成立。でも多分、もっといけたはず。ちょっと珍しい、木製です。

ネパールでは時間がなくて、ひとつ7ドルと言われたのを2つで10ドルに。これももっといけたと思います。金具が雑すぎて、ヤスリをかけて使いました。

フィリピンの離島では、エルニドの青い海を思わせる、あざやかなブルーのビーズ。ゆるい雰囲気でひらひら動くのが良い感じです。

ベトナムでは安いシルクのアクセサリーケースを買いました。ピアスも指輪も全部これに収納して、スーツケースにしまえばOK。

旅先で見るものって、何だかいちいちステキ

そもそも旅先で見るものって、なぜだか3割増しくらいで魅力的に映ります。
何気ないものが、いちいちかわいく見えるのです。

ピアスは安くて小さい分、気軽に手を出せるのでついつい買ってしまいます。旅行先で自分へお土産を買うなら、ピアスはかなりおすすめです。

一方で、ちょっとほしいなと思いつつも、かさばるからと諦めたものも、これまでにたくさんあります。
食器、電鍋、ランプ、かご。

スーツケースに入らないものは、なかなか買う勇気が出ません。

世界はほしいモノにあふれてる

旅先でお買い物をする気分を味わいたくて、NHKの「世界はほしいモノにあふれてる」という紀行番組を見るのが好きです。

特に最近は、好き勝手に海外に行けないこともあって、美しい街並みや風景をテレビで見るだけでもわくわくします。
伝統工芸品やアンティークなど、毎回取り上げられるものも素敵だし、MCのお二人もいつも楽しそうでした。

MCはJUJUさんと三浦春馬さん。

突然すぎる三浦さんの訃報には、とても驚きました。この番組では、俳優さんとして映画やドラマに出ているのとは少し違って、リラックスした雰囲気のように見えたのだけれど。

つい先日も過去の分を再放送していて、マルタに行きたいなあなんて思っていたところでした。

美しい風景と素敵なモノたち、魅力的な人たち。これまで、いいものをたくさん見せてもらいました。

でも、まだまだ見ていたかったな。R.I.P.

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