COLUMN

2020.09.02

アンガーマネジメントとやらが全く私の怒りに有効ではない

武藤 武藤

若いころって、喜怒哀楽の中の怒って表出することなんて恥ずかしいことだと考えていました。

怒りに身を任せている人ってなんか滑稽じゃないですか。

ああやだやだ。あんな大人にはなるまい。って。

そう思っていたのですが

さすがに子育て中は、命に直結する場面が多々あるので怒らざる得ないところも多く出てきます。

よく「怒るのではなく叱る」なんて言いますが、それがなかなか難しい。

だって「叱る」ってことは、一旦自分自身が落ち着かなきゃできないことです。

それが最も難しい。

怒りの感情を一瞬で抑えるのって並大抵のことじゃありません。

そこで役に立つといわれている「アンガーマネジメント」とやらを、かじってみました。

まずは情報を仕入れる

よく「怒ったときに6数えて」なんて聞きます。頭にきたときに6カウントすれば怒りのバイオリズムが下がるから、冷静になれるよってことなんですが、頭にきたときに、そもそも数えること自体吹っ飛ぶ。

事実、昨夜頭にくることがあった(子供の兄弟喧嘩)のですが、主人から「6!数えて」と言われても、「うっせーー!!!なんが6かて!」って怒鳴り散らかす始末。

私には向いていないカウント法。

そこでほかにどんな方法があるのかを調べてみました。

・脳内にさざ波をイメージしリラックスをする

・怒りにスコアをつける

・怒らなくていいことは怒らない

…などなど。

いや違うんだ。

私の調べ方が悪いのか。そんなことで落ち着くような怒りならば、むしろそれはすでにコントロールできているし、むしろ怒りでもないように感じる。

一瞬で沸点に達する、それが怒りなのではないか。

数さえ数えることができない状態で「うーんこの怒りは何点かな?」「これは怒らなくていいことなのかもしれない」とか思案している感情キャパは持ち合わせておりません。

しかもそんなことしていたら、事態はどんどん悪化の一方。

難しい。

怒りの理由を考える

しかし思い返してみれば、私だって常に怒っている訳ではありません。

「はて、では一体どのような事に遭遇した場合に、すぐに怒るのか」

そう考えると、子供が命に関わる危険なことをした、という結果が出ました。あとは理不尽に人を殴るとかそんなときですね。

なので、1秒が本当に大事なんです。

カウントなんてしている場合じゃない。

しかし、最近敵も慣れてきたもので、さほど効き目がなくなってきました。

何度怒っても効き目がないのなら違う手法を事前に考える

何度怒っても何度泣いても、なんやかんや同じことを繰り返す我が子。

そこで友人に言われたのが「それって怒っている意味なくない?」「だってきいてないもん」

なるほど。それは目からうろこ。

押してダメならってやつですね。

そこで様々な方法を考えたのですが、やはりカウント式では間に合いませんから、黙って手をつなぎ別室に連れていくという方法を思いつきました。

その場からいなくなることで少し感情も抑えられますし

何もない別室で2人きりで話すことで、少し落ち着きも生まれるのではないかと。

まだ実践する機会はありませんが、実践したらどのような結果をもたらしたのか、またご報告できればと思います。

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ライター紹介

武藤

武藤 佑香里

松坂世代で阿蘇生まれ、熊本市在住。
年齢を重ねたものの、いまだ何かが分かった訳でもなく。ただ迷いつつ、でもがむしゃらに手探りでどーにかこーにか生きております。
元金融なのに計算があまり好きではありません。四十肩防止で毎朝ラジオ体操が日課(にしたい)。

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