COLUMN

2020.09.15

「効果ってすぐ出るの?」ウェブ広告や運用の効果が出るまでの期間

山田 山田

「これ、すぐ効果出るの?」。インターネット広告やウェブ運用の相談を受けた際、かなりの頻度で耳にする質問です。結論からいうと、よほどの予算を投入しない限り、すぐに効果を発揮するインターネット広告やウェブ運用のノウハウはありません。ここを理解しておかなければ、効果が出る前にただ予算だけ使ってやめてしまう非常にもったいないことになりかねません。今回はインターネット広告やウェブ運用を合わせた「ウェブ戦略の効果が出るまで」についてお話します。

基本的には効果が出るまで半年~1年

ひとえにウェブ広告と言っても種類が豊富です。もちろん、ものによって効果が出るまでの差があります。Google広告やリスティング広告、SNS広告などは予算に応じて比較的早く効果がでます。

しかし、このようなウェブ広告は調整が重要です。複数の広告を出して、ターゲットや時間帯、エリアなどの設定、画像や文字の見せ方で効果を比較し、最適化していく必要があるのです。基本を押さえてさえいればある程度の効果は出ますが、しっかり最適化した広告と比べるとクリック単価や獲得単価が大きく変わってきます。安定するためには半年ほど運用を続け特徴を掴むことが大切なのです。

SNSやウェブの運用はもっと時間がかかる

今やSNS時代です。企業やお店も公式のアカウントをSNSごとに使い分けて消費者とコミュニケーションを取っています。

「うちもSNSで集客を!」と取り組んでいる企業やお店が多い反面、最後の投稿が半年とか1年前…といったアカウントも珍しくありません。

SNSは基本的にフォロワー数に応じて影響力が変わってきます。そのため、根気強く定期的に情報を発信し、フォロワーを増やしていく必要があるのです。500人、1000人とフォロワーが増えるにつれてリアクションやフォロワーの増加数も目に見えて変わってきます。

ここまで育てるのにしっかり運用して半年~1年かかることが多いのです。

また、オウンドメディアや企業ブログも定期的に更新し続け半年~1年で反響が出てくるケースが多いのです。この期間、覚悟を決めてしっかり運用していく必要があります。

長期的戦略が必須

よくあるケースが「今年度、効果が出なかったからやめよう」といったものです。

事前に3カ年計画などを立て運用しなければ、次年度の予算がおりないといった事態になりかねません。

始める段階で長期的な戦略を立てて、計画的に運用していきましょう。

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ライター紹介

山田

山田 桂士

マーケティング事業部ディレクター。前職は地方経済雑誌の記者。
戦略立案のほか、記事の校正作業や、編集全般を行っています。
夜眠るのが得意で、朝起きるのが苦手です。
人口減少という社会問題と、毛髪減少という個人の問題の解決が急務と考えています。

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