COLUMN

2020.09.29

小さく始めるデジタルマーケティング

山田 山田

SNSやウェブ広告、オウンドメディアを活用した”デジタルマーケティング”。企業のマーケティングにおいて、必要不可欠な時代になっています。しかし、いきなり初めても簡単にはうまくいきません。まずは簡単に「小さく始める」ことが大切なのです。今回は、小さく始めるデジタルマーケティングについてお話します。

小さく始めて試行錯誤する

デジタルマーケティングでは、広告でも運用でも、必ずうまくいく魔法のような手段はありません。むしろ、思うような効果が出ないことの方が多いでしょう。一般的な成功例は一部の上澄みで、目立たないところに失敗とまでは言えないにしろ「思ったほどではなかったな」というような事例はごまんと存在します。

もちろん、大きな予算を組めるのであれば、効果は出やすくなりますが、リスクも大きくなります。

そこでおすすめしたいのが、小さく始めることです。体力的に例え効果がゼロでも問題ないレベルの予算で、小さなことから始め、試行錯誤しながら規模を大きくしていく手法です。

実際に取り組む中で、「今回は力を入れたのに効果が出なかったな」「なぜか適当な投稿がものすごく効果が出ている」なんてことが次々に起こります。そのような経験を繰り返しなから、傾向を掴み調整していくのです。

そうして、ある程度の効果が見込めるようになってから、しっかりとした予算を組み、本格的に取り組むのです。

小さく始める具体例

では、実際に「小さく始める」とはどのようなことかご紹介します。

例えば「YouTubeチャンネルを作ってファンを増やしたい!」と思った時、いきなりカメラマンを雇ったり、動画制作会社に依頼したり、高価な機材を購入することは予算的に難しいでしょう。

なので、まずはスマートフォンで撮影し、無料のアプリで編集した動画を公開してみるのです。これであれば費用はほとんどかかりません。

もちろん、よほど幸運に恵まれなければ、動画再生数は伸びません。ですが、それでいいのです。

継続して動画の投稿を続けることで、少しずつ再生回数が伸びてきて、「こんな動画が見られる」「タイトルはこうつければいい」という傾向が見えてきます。

そうして、「もっとこんな動画が作りたい!」と思った時に、予算を追加すればよいのです。

広告に関しても、費用を低予算から始めたり、月ごとに掲載する媒体を変えたりして、試行錯誤できます。

SNSも自社の商品がFacebookとTwitter、Instagramどこで反響が出やすいのか、無料で試すことができます。「商品の写真より、使ってる人の写真を載せたほうが反響出やすいな」などの気付きもあるでしょう。

このように、小さなことからはじめていくことが、デジタルマーケティングの第一歩です。効果が出始めると予算もつきやすくなるでしょう。

継続は力なり

マス媒体や紙媒体などの既存の広告にも言えることですが、広告は出し続けることに意味があります。

イベントやキャンペーンも続けているうちに認知度が高まり、利用者も増えます。

デジタルマーケティングにも同じことが言えるのです。いきなり一握りの成功例と同じことをしようとしても、体力が続かないことがおおいので、まずは小さく始めることが大切ですよ!

「やり方がわからない!」という際は、ぜひ弊社にもご相談ください。課題や予算に合わせた手法をご提案させていただきます!

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ライター紹介

山田

山田 桂士

マーケティング事業部ディレクター。前職は地方経済雑誌の記者。
戦略立案のほか、記事の校正作業や、編集全般を行っています。
夜眠るのが得意で、朝起きるのが苦手です。
人口減少という社会問題と、毛髪減少という個人の問題の解決が急務と考えています。

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