COLUMN

2020.04.22

ズボラでぐうたらなのに、ミニマリストに憧れる。手始めにやれることを考えた。

武藤 武藤

個人的にものすごく憧れているのが、モノが少ないミニマリスト。

単純に掃除がしやすい、という利点もさることながら

何をどの程度所有しているのか、などの在庫が把握しやすい。

しかも量を少なくするということは、必然的に身の周りは本当のお気に入りの一軍選手しかいない。

憧れる。

だって、めちゃくちゃ生活しやすそう。

ただ憧れはするものの、「じゃやろう」という気にはならない。

それは、足が速い人を見て「足のはやさー」と感じるだけの感覚に似ています。なんだか「そんなことできるのは、選ばれしもの」というフィルターがあるように感じるのです。

しかしそろそろ憧れを現実にしたい。そう思い、ぐうたらズボラでもできそうな「ミニマリストになれそうな予備軍」になることから始めてみました。

とりあえず服を出して色別で分ける

「服、何着持っている?」と聞かれた際に即答できる人がどの程度いるでしょうか。

少なくとも私はできません。

恐らく考えることすら放棄します。

でもまずはここから。

とりあえずクローゼットに入れている服を出してみましょう。

なんなら床にポイポイするだけでもいいです。

よく「ときめく」のか「ときめかない」のかで取捨選択しましょう。と言われますが、私にはその「ときめき基準」がよく分かりません。お菓子ならわかるのに。

なので

とりあえず、色別で分けてみましょう。

例えばそこで

圧倒的に黒が多い。

となれば、次に服を買うのなら、黒以外がいいな、という基準がここで生まれます。

はい、もうここで限界。

むしろ「ミニマリストになりたい予備軍」なので、この気づきがあるだけでも充分な気がします。

ざっくりと

この色の服が多い

これだけ分かれば次回、何かを購入する際に黒は選びません。

もう少しハードルを上げるのならば、「この色は3着まで」と、自分なりのルールを決めておくといいでしょう。

1日1捨して買った理由を思い出す

いくらモノを減らしたいからといって、我々のような初心者が大規模な断捨離を急に行うと、確実にリバウンドします。ダイエットと同じですね。

毎日コツコツ継続していくことが大事。

てことで、簡単にできるのが

1日1捨作戦。

その名のとおり、毎日1個だけ捨てるという簡単な内容。毎日1個でも月に換算すれば30個~31個、余分なものを捨てられる計算です。徐々に捨てていったほうがゴミ袋の節約にもなるので、これは本当におすすめです。

1日1捨で重要なのは、単に捨てるという行為だけではありません。

重要なのは「何を捨てているのか」「で、捨てるくらいならなんで金出してこれ買ったのか」という振り返り。

文字にすると大変そうですが、1秒くらいで終わります。

例えば、100均の雑貨だったとしましょう。

買う理由なんて「かわいいから」くらいなものでしょう。

かわいくても結局こうやって捨てるのであれば、最初から買わなきゃいい話。

という事に気づきます。

はい、ここも同じです。気づければいいんです。現状に。それだけでも次回の行動って変わってくると思いません?

ミニマリストになりたい予備軍がしなきゃならないのは「気づき」

服の色分け、1日1捨。

全く違う行為でも、結果的に得られるのって「気づき」の部分。

気づいたところでモノは勝手に減りはしませんが、それでも感覚的に「ハッ」となるのって大きいと思うんですよね。

最初から問題なくミニマリストになれる人ならば問題ありませんが

私のように明らかにズボラなのに、それでも「そうなりたいなあ」と思われる方は、まずはこの方法から試してみてはいかがでしょか。

おわり!!

ライター紹介

武藤

武藤 佑香里

松坂世代で阿蘇生まれ、熊本市在住。
年齢を重ねたものの、いまだ何かが分かった訳でもなく。ただ迷いつつ、でもがむしゃらに手探りでどーにかこーにか生きております。
元金融なのに計算があまり好きではありません。四十肩防止で毎朝ラジオ体操が日課(にしたい)。

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