コラム
COLUMN
点描熊本 8月の終わり
月末にコラムの当番が回ってくると、その月の振り返りを書くことにしています。
今日は8月31日。8月の記録です。
とりあえず暑かった
もともと冷夏とか言われていた記憶があるのですが、気のせいでしょうか。
とにかく暑い日が続きました。猛暑日に熱帯夜。
熊本の8月の気温の記録を調べたところ、最高気温が35度以上になる猛暑日が14回ありました。
これを書いている今日も猛暑日だったら15回。月の半分が猛暑日になる計算です。
かき氷の取材が天国でした。写真は藤崎宮参道の「くさは餅本舗」さんのかき氷。おいしかったです。また食べたい。
それにしても今年はマスク必須ですから、何をしていても余計に暑く感じるのも事実です。
猛暑でもマスク
猛暑日に外を歩くのに、マスクは本当にしんどいものです。夏にマスクなんて初めての経験でした。
人との距離が保てていれば屋外ではマスク不要とも聞きつつ、下通のアーケードなどではそれなりに周りとの距離も近いんですよね。
猛暑の中、熱中症に気をつけながらもマスクをする。今年の熊本の夏はなかなか過酷でありました。
そろそろ涼しくなってほしいです。
なお、8月30日時点で熊本県内のコロナ感染者は510人と発表されています。
そして被災地は
8月も下旬になって、ようやく豪雨(令和2年7月豪雨)の被災地へ入りました。
八代市坂本町。
報道で見たり、ボランティアに入っているライター仲間からも聞いたりしていたけれど、自分の目で見るのはやはり別物です。まだ泥かきも終わっていない民家に、落ちた鉄橋。流れ着いた瓦礫の山。
ほとんど何も変わっていないんじゃないかと思ってしまうほど、手付かずの箇所も目につきました。
もどかしい思いです。 重機が動かせるとか何かの専門スキルがある訳でもない。
そして文章を書くのが仕事なのに、目の前の光景を、惨状を、伝えるだけの筆力がない。
すでに散々つらい思いをしている被災地だけれど、これからも長い戦いになります。
一方で、8月8日には豊肥本線の全線再開という明るいニュースもありました。熊本地震から4年、待ちわびた再開です。
豪雨災害からの復興も、できることを探して、少しずつやっていくしかないのでしょう。
そして自分の関わっているメディアで、伝えるべきことを少しでも発信していけたらと思います。
- この記事のキーワード:
ライター紹介
坂田 恵里
ライター兼雑用係。移住組のよそ者ですが、熊本が大好き。おいしい飲食店の情報を探すうちに肥後ジャーナルに出会った元読者です。
CONTACT
お問い合わせ
広告のことで悩んでいることがあれば、
お気軽に河内研究所にお問い合わせください。
全力で最適な広告提案をさせていただきます。