COLUMN

2020.10.23

「赤い公園」津野米咲さんが急逝・・・。

森川峻輔 森川峻輔

こんにちは。森川です。

先日、ガールズバンドで赤い公園のギタリストであり、メインコンポーザーの津野米咲(つのまいさ)さんの訃報がありました。

赤い公園・津野米咲さん死去 29歳 公式サイトで発表

赤い公園はテレビによく出るバンドではなかったかもしれませんが、アニメやドラマのタイアップも多く、一定のファンを抱える実力派バンドです。

津野米咲さん個人としても、SMAPがリリースした50枚目のシングル「Joy!!」で作詞/作曲を当時21歳で手がけています。

他にもYUKIやモーニング娘。などにも楽曲提供をするなど、才能溢れる方でした。

ファンも少なくはなく、私もそのうちの一人です。

残念なニュースで今週は少し憂鬱でした。

初めて知ったのはシングル2枚目の「今更/交信/さよならは言わない」

2013年、当時大学生だった私はただ毎日ボケーっとおもしろ楽しく過ごしていたのですが、YouTubeを彷徨っていたら赤い公園を見つけました。

「今更」のどこか脱力感を感じながらも唯一無二で引き込まれる曲調と、独特ながらも意志の強さを感じる歌詞に俄然興味が出ました。

バックオーライ
そう皆様
遠のいてった君に
振り向いてって言えるかな今更
聞こえるように叫ぶから

今更の歌詞の一部です。

また、MVのメンバーのなんとも言えない変わったダンスもおすすめです。

「交信」は、今更とは違うきれいなバラード曲です。美しいピアノのイントロからサビでは一気に壮大になり、今までのガールズバンドとは一癖も二癖も違うなーと感じました。

「さよならは言わない」は、小田和正さんの楽曲のカバーになります。独特なアレンジながらも原曲の良さも崩しておらず、また、カバーする曲のチョイスも珍しいです。バンドの引き出しの多さに驚かされました。

このバンド凄え!と確信したのを覚えています。

その後はアニメやドラマ・映画の主題歌になったりと、赤い公園は更に活躍されていきました。

2017年、津野さんに握手してもらう

赤い公園を知ってからずっと動向を追いかけていたのですが、タイミングが合わずライブには行ったことがありませんでした。

そんな中2017年、ライブイベントで赤い公園が熊本に来たんです!

…ですが私は、仕事でライブには行けませんでした。

当日行きたかったなーと嘆きながらも夜街中に飲みに出かけたら、まさかの下通りアーケードに赤い公園が!!

めちゃくちゃ勇気を振り絞ってお声掛けしたら、津野さんが快く握手してくれました。

「今日のライブどうでした?」と聞かれ、

「実は仕事で行けませんでした!すみません!」と伝えると

「おめー、次は来いや!笑」と明るく返してくれました。

絶対にいつかライブに行くと心に決めた瞬間です。

2019年、念願のライブ初参戦

その後赤い公園はボーカルの脱退→新ボーカルの加入等の変化はありましたが、2019年にツアーで熊本に来ました。

なんとか予定を合わせライブに初参加でき、バンドのかっこ良さをやっと目の当たりに。

今年もツアーが発表されていましたが、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいました。私も6月に福岡まで行く予定でしたのでとても残念でした。

残した音楽が消えるわけではない

新体制で初のフルアルバムも今年2020年に発売され、益々の活躍が期待されていたなかでの突然の訃報。

何があってどうしてこんなことになってしまったのか、私にはわかりません。

彼女の作るこれからの音楽も楽しみにしていた私としては、本当にショックです。

ですが、ありきたりな言葉にはなりますが、彼女の残した音楽までが消えるわけではありません。

もしよければ、赤い公園の楽曲を皆さんも聴いてみてください。

一ファンとして、心よりお悔やみ申し上げます。

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ライター紹介

森川峻輔

森川 峻輔

前職は不動産管理職。熊本の土地柄はお任せあれ。
映画を愛し、今でも劇場へ月4~5回は足を運び鑑賞した映画はすべて記録しています。観た日付、本数を記録しています。その数、年間250本。
企業・店舗の魅力を丁寧にヒアリングし、世の中に広めていくお手伝いをいたします。

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