コラム
COLUMN
映画館が最近過去の名作を再上映している件
こんにちは。森川です。
熊本では、映画館がコロナ禍による営業自粛から再開して、約一か月になりました。
十数年以上毎月映画館へ足を運んでいた私も、先日約二か月半振りに映画館へ行きました。
そこで気になったのが、映画館で過去の名作が続々と公開されていることです。
なんでこんなに過去作が再上映?
徐々に新作も公開されてはいますが、まだまだ過去作が多数上映されています。
その理由として、大きく分けると二つの理由が挙げられます。
単純に公開する映画が無いから
一番の理由は、コロナ禍の影響で公開する予定だった映画が多数延期したことで、上映する映画が無くなってしまったからです。
元々あまり映画館に行かれない方達にとってはピンと来ないかもしれませんが、大手シネコンでは毎週2~5本ほど新作が公開されていました。
かなりの数の新作の公開が延期になったことで、上映する映画が無くなってしまったことが一番の原因です。
ヒット作を再上映することによって、普段映画に来ない方たちを集客する為
上記で「上映する映画が無くなってしまった」ことが一番の原因とお伝えしましたが、理由はそれだけではありません。
過去の名作を映画館で再上映することによって、あまり映画館に来ない層も集客するためです。
「天空の城ラピュタ」は、テレビで今まで17回も放送したそうですが、人気作品のため毎回一定の視聴率を保っているそうです。
つまりテレビ放映時の「ラピュタ現象」的なことを、映画館側も期待しているということです。
ウィズコロナの時代の映画館の在り方
「千と千尋の神隠し」や「もののけ姫」をはじめとする複数のジブリ作品が、本日6月26日より上映開始しました。
「アベンジャーズ」で有名なMARVELシリーズや、故渥美清さん主演で有名な「男はつらいよ」シリーズも再上映されています。
ここまで全国一斉で過去の名作が再上映されていることは、今までにありませんでした。
映画館は現在、様々な営業手段を模索しています。
これからは全ての業種・業界が、多様に変化しなければいけないことでしょう。
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ライター紹介
森川 峻輔
前職は不動産管理職。熊本の土地柄はお任せあれ。
映画を愛し、今でも劇場へ月4~5回は足を運び鑑賞した映画はすべて記録しています。観た日付、本数を記録しています。その数、年間250本。
企業・店舗の魅力を丁寧にヒアリングし、世の中に広めていくお手伝いをいたします。
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