COLUMN

2020.03.01

現代の「住宅事情」と「雛人形」

岩根 岩根

核家族化に伴い、住宅事情は様々です。

夫婦2人の生活においては、コンパクトなアパート・マンション住まいを選ぶ方がほとんどなのではないでしょうか。

転勤が多いご家庭では、次の引っ越しのことを踏まえながら、家具や持ち物について考えます。

子どもが出来ると、さらに物は増えていきます。ベビーグッズ、おもちゃ、衣類、靴等々…。

限りある収納スペースをどのように活用するか。これは切実な問題ですよね。

住宅事情によって、雛人形を飾る場所・収納場所に悩む

さてさて、3月3日は「雛祭り」

女子の健やかな健康を祈る節句の年中行事です。

「初節句を迎える女の子のために雛人形を準備して飾ること」

昔も今も変わらず、親や祖父母にとって楽しみの一つですし、子どもだって、飾るとやっぱり大喜び!!!

ここでどうしても考えてしまうのが、雛人形を飾る場所・収納場所についてなんですよね。

核家族化の中、女の子がいるご家庭の雛人形事情はどのように変化しているのでしょうか。

コンパクトな雛人形が人気

節句用品や育児・ベビー用品・おもちゃなどを幅広く取り扱っている有限会社コデラのご担当者に聞いてみたところ、

十数年前までは、7段飾りや3段飾りの雛人形が結構売れていたんだそうです。

7段飾りや3段飾りの素晴らしさ、存在感、華やかさはじつに魅力的!!!

最近は、各家庭の住宅事情に合わせて選べるという点もあり、コンパクトなサイズの雛人形が人気傾向にあるんだそう!

飾る場所や収納場所までコンパクトになります。

引っ越しするときも持ち運びしやすいです。

さらに、コンパクトサイズの雛人形って、驚くほど種類が豊富なんですよね!!!

お内裏様とお雛様のお顔つき、着物、ケース等々。

可愛い!!!私も、子どもの初節句で雛人形選びに夢中になった一人です。

今年も飾りました

昨年から、我が家では、子どもたちに飾ってもらうことにしています。

雛人形をはじめとして、一つ一つの小物が繊細で大切なものなので、

子どもに任せるのは勇気がいるんですが…

子どもに手袋を付けてもらって、「大切にしてね」と声をかけながら応援しています。

落としたり壊したりしないかと、内心ドキドキハラハラしながらも・・・

ぶじに、子どもたちが飾ってくれました!!!

自分たちの手で大切にしながら飾った雛人形は、より一層愛着が湧くみたいなんです!!!

雛祭りは、時代が変わっても、女の子にとってワクワクする伝統行事。

家族形態や住宅事情が変わっていくにつれて、

雛人形も、時代に合わせて形を変えるんですね。

変化ありきの伝統文化。

時代に合わせて変化しながら、古代から現代まで継承され守り続けてきたんだろうなと感じます。

それでいて、不変的な意味や価値がある「雛人形」。

熊本県は、全国的に見ても節句の年中行事を大切にする傾向が強いんだそうです。

「どうか、心身とも健やかに過ごせますように」

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ライター紹介

岩根

岩根 加奈子

マイペースでのんびりやと言われることが多い。
その反面、好奇心旺盛な行動派、頑固者で気が強い。熊本が大好き。感謝の気持ちを忘れずに、我の強さをどうにかこうにか抑制したいと奮闘中。二児のママ。

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